2018.10.16 Tuesday

かぼちゃの秋

東京はすっかり涼しくなり、生きやすくなりました。

 

先日、まろんの関係で、尚美学園大学の生徒さんにレッスン時間を少し変更していただいたのですが、その空き時間を利用して、敷地内を散歩してみました。

 

散歩しようと思ったのは、お腹いっぱいだったから…

滅多に行かない学食でのランチ定食は超ボリューミーで、胃がパンパンになりました。

 

そしたら私の知らなかった、好みの空間を発見!

美術展で入選した作品などが点在し、ベンチもあります。そして誰もいない!まるでヨーロッパの公園のようでした。今度、空き時間がある時は、ここでゆっくり過ごしてみたいと思いました。

 

◆◆◆

 

唯一、日中外に出られる日曜日。ヤマハ池袋店で、ラフマニノフの楽譜を購入。

まだ発行途中のCritical Editionで、ソロではエチュードop.33&39、フーガニ短調、組曲ニ短調しか出版されていないものです。

 

ラフマニノフはBoosey&Hawksが一般的ですが、最近はヘンレ版やクリティカル版も出てきました。今回は在庫があった練習曲のヘンレとクリティカル版を買いました。Boosey&Hawksとは音も違えば、音価やアーティキュレーションも違うものもあります。ある声部にテヌート記号が記載されているだけで、ラフマニノフの場合、全然違う表現になると思います。ヘンレとクリティカル版は原典版なので似ていますが、それでも違うところがあります。全集版には今では弾かれない初版も載っていて、ヘンレはアムランによる運指番号が振られています。

 

私がポーランドに留学していたころ、エキエル版が発売になり、音の違いやアーティキュレーション、ペダルの違いに、世界がどよめきました。ショパコン推奨のエキエル版を基本としながらもここはパデレフスキのものを使おう、海外のコンクールではまだパデレフスキを使おう(音間違い、と指摘されないために)など、パレチニ先生と議論したのを覚えています。

 

ショパンでこそ世界的な議論になりますが、ラフマニノフはどうでしょうか。やはり演奏者数が少ない、世界的なコンクールがないために、「どの版がいい」という議論は、やはりロシア人の間でしかなされないのでしょうか。

 

レコーディングが控えている身としては、とても気になっています。3冊の楽譜の照らし合わせ、ロシア人ピアニストたちの演奏を聴くなど、練習以外の作業に時間が割かれそうです。。

 

◆◆◆

 

ハロウィンの季節になると、これを買わずにはいられなくなります。

ちなみに毎日甘いものを食べてしまっていますが、健康診断の結果、血糖値もOKで他の値も2年前より下がっていて問題なし!白血球は毎回基準値越えなのですが、これは糖尿内科の先生によると体質のはずなので、無視します。

最近、友人2人が喘息を発症しました。もう若くはない、健康に気をつけなければいけないお年頃です。

 

涼しくなって、ハーブが夏と勘違いしたのか狂い咲きしています。ラベンダーも、もう引っこ抜こうかと思っていた元気のない株が急成長し、花をつけています。レモンバーベナが初めて花を咲かせました↓

生い茂っていたペパーミントは、なんか葉がなくなるな‥と思っていたら、ある日突然「禿山」になり、根本に大きな青虫を発見しました。。ミントは繁殖力が強いので、復活するとは思いますが、ショックでした〜

 

まろんさんが退院した数日後に、初めて写真を撮りに行ったのですが、それができあがりました↓

まろんさん、どのショットもばっちりカメラ目線で、カメラマンさんに褒められていました。家では全くカメラ目線をしませんが、他所ではいい子ぶりっこです。

2018.10.12 Friday

まろんのために

介護生活になって3週間目。この生活にだいぶ慣れてきました。

家籠りの生活は、週末に出かけることで発散できそうですし、まろんのバイオリズム(眠っている時間)に合わせた練習時間にも慣れてきました。夜中に必ず1回起こされるのは、まだキツイですが‥

 

今週、まろんのために導入したもの↓

 

全部旦那さんのDIYですが…段ボール箱で、食卓テーブルとの境界壁を作りました。フリーの時は食卓テーブルの下に潜りこんでいたのですが、酸素ホースが絡まって身動きできなくなっていることが続いたので、出禁にしました。段ボールでは殺伐としているので、100均壁紙を貼りました。

 

これまた100均園芸品のアーチ棒や洋服カバーを組み合わせて、まろんベットに屋根を作りました。

 

まろんの監視用にベビーカメラを買いました。主に、ピアノ室での練習やレッスン中の監視です。

昔は全く吠えたりしなかったのですが、最近は私が側にいないと吠えて暴れるワガママさんになりました。レッスン中にスマホを見ることは大変申し訳ないのですが、ホースが絡まっていて焦ったり、吠えすぎると心臓に悪いため‥ご理解いただけたらと思います。

 

よく「まろんさんが大変な時なのでレッスンは見送っても大丈夫です」と生徒さんに言っていただけるのですが、正直、この生活がいつまで続くのかわかりません。ただわかっていることは、まろんさんが生きている限りはこの生活がずっと続く、いうことです。なので今は普通に仕事をして、いつか本当にレッスンもできなくなる大変な時が来たら、お休みさせていただきたいと思います。長年外国に住んでいると、ストレートに言葉の意味を捉えるので、「あれ、本当はレッスン休みたいのかな?私のレッスンは必要ないのかな?」と思ってしまいます→その後で「あ、お気遣いからか」と変換しなおしますが(笑)どうぞよろしくお願い致します。

 

↑監視カメラに移りこんだドアップまろんさん。

 

こんな生活なので、ブログに書くような個人的なことは特にございませんm(__)m

今頃北海道のはずでしたが、キャンセルしました。今はひたすら練習、頑張ります。

2018.10.07 Sunday

若い音楽家のための英語表現ワークショップvol.2(2018)全日程終了!

この夏にF程で開催した「若い音楽家のための英語表現ワークショップ」、終了しました!

 

最後の日程は、音高・音大生枠。今回は大学1年〜院2年の5名(満員御礼!)が参加してくださいました。

 

全員が海外の先生のマスタークラスを受講したことがあるせいか、意識レベルが高かったです。意見や発想の点で素敵なものが多く、ジェスチャーでもなんでもちゃんと伝えようと努力してくれて、それだけに進行もスムーズで充実の回となりました。

 

講師の千田さんがおっしゃっていましたが「ワークショップは参加者と講師で作り上げるもの。講師が教えるだけのものではない」。今回3日程でやってみて、それがよくわかりました。ピアノのレッスンでも同じだと思います。例えば、技術的に弾けていない、音間違いが多い、音楽に対して何も考えていないと、それを直すだけの時間になります。逆に音楽的な内容に踏み込める、積極性があると、一緒に仕上げていこう!というレッスンになると思います。同じ時間でも違う内容になってしまいます。

 

今回のワークショップは新規の参加者のみでしたので、色々できなくても当たり前で、海外ではこういうことを求められるよ、と伝えるワークショップでもあるので、ここから何を考えて何をやっていくか、を気づかせてあげられれば良い、と考えています。来年3月予定のワークショップでは継続生のみなので、ここで彼らがどう成長したのか、それを楽しみにしたいと思います(脅迫しているわけではありませんが!(笑))

 

私と千田先生も反省点・改善点・そして新たなアイディアを練って、細々と続けていきたいと考えています。

この夏に参加してくださった14名の若い音楽家の皆さま、生徒さんを紹介してくださった先生・関係者の皆さま、どうもありがとうございました!

 

(必死過ぎて、写真撮り忘れましたが…きれいな練馬区の施設で実施しました!)

 

◆◆◆

 

介護中のまろんさんですが、数日前の朝に失神しました。

すぐに酸素室に入れました。

1時間ほどで顔をあげたりし始めたので、私は予定通り外の仕事に、旦那さんに病院行きを任せました。この日はたまたま定期検診の日でした。

 

この病気は、とにかく酸素だけなので、気休め程度の血栓予防薬を処方されて終わり。貧血改善のサプリはネット注文しました。

またいつも通り酸素カラーをつけて生活しています。

 

前回倒れてから12日程度で再発なので、本当にお留守番させられない、と実感しました。

 

ただ私も去年の自律神経の症状(のどが苦しい)を感じ始めて、自分の体も心配になってきました。昨日の朝起きたら、顔のにきびもすごいことになっていて、レッスン終わりに皮膚科にかけこみました。まろんが倒れる前に病院に行こうと思っていたのですが、日中外に出れないことから行けなくなっていたのです。

 

皮膚科が終わり、ワークショップまで1時間半ほど時間があったので、久々に池袋に出てみたら、西武優勝セールをやっていました。10年ぶりらしいです。西武が優勝したことも知らなかったです。。。

 

久々に自分だけの時間ができて、太陽を浴びることや、目に色々な光景を入れることがどんなに幸せなことかを実感したのでした。

優勝セールで、アンティーク風ビジューがついたカーディガンを即買い。

来年のスケジュール手帳。文具も好きな紫だらけで。

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2018.10.03 Wednesday

介護生活

まろんさんの介護生活が始まりました。人間が色々と大変です。。。

 

まろんさんは、酸素マスクをしている、というだけで、元気です。酸素室にはテコでも入らない、無理やり入れたら体当たりで暴れるので、旦那さんがプラスチックのカラーを改造して、酸素チューブを通した「酸素カラー」を作りました。

 

酸素ホースも長いので、壁にホース道を作って絡まらないようにしました。

 

寝る時用の酸素室も旦那さんの手作りです。赤ちゃんのベットを購入し、お姫様ベットのように天布を垂らして酸素を閉じ込める、手作り酸素室。衣文かけ、サスペンダー、ネクタイなど身近な道具をすべて使っています。小学生の頃、授業も聞かず、ひたすら手作りの遊び道具を作って怒られていたそうですが、それが役に立っているようです。

 

まろんさんの快適な環境を作ることはできても、大変なのは人間の生活です。

 

突然、留守番させられない=人間が常に家にいなければいけない生活、になったのです。。

 

まず、尚美学園大学の勤務曜日を来月から変えてもらうことになりました。プライベートレッスンも、旦那さんが在宅の時間帯に組みなおしました。家にいても制限があります。まろんさんは日中は起きてウロウロするし、15分おきくらいに私を探して吠えたりもするので、練習は、よく眠っている午前中と夜21時以降に集中的にやるようになりました。気晴らしに外に出たり、スーパーに行けるのは夜21時以降。。生活リズムが崩れたのと寝不足で、自律神経の乱れも心配です。どうか健康で乗り切れますように。

 

幸いにも沖縄の母が協力できるというので、お言葉に甘えて今月と12月に長い滞在をお願いしました。その時に、少しリラックスしつつも、ホール練習など外でやりたいことを詰め込みたいと思います。

大嶺未来 Miku Omine

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大嶺未来
沖縄県出身。東京藝術大学附属音楽高校卒業後、ワルシャワ・ショパン音楽院首席卒、ベルリン芸術大学ディプロマ課程卒、国家演奏家資格課程卒。
ルービンシュタイン記念若い音楽家のための国際コンクール(ポーランド)、サンセバスチャン国際コンクール(スペイン)で優勝。プラハの春(チェコ)、ヴィオッティ(イタリア)などの著名な国際コンクールで上位入賞後、2005年ショパン国際コンクールセミファイナリスト。2009年スタインウェイ・ベルリン賞(ドイツ)受賞。
2013〜2016年ラフマニノフピアノソロ曲全曲奏破。2016年発売のファーストCD「ラフマニノフ:ソナタ第2番/練習曲集「音の絵」作品39」はレコード芸術特選盤。現在、尚美学園大学非常勤講師。

Coming Concert 2018

★11月11日(日)PTNAステップ新潟秋季地区トークコンサート【新潟県・新潟青陵大学・青陵大学短期大学部青陵ホール】

★12月4日(火)トレモロ会リサイタル【東京都・カワイ表参道】

<チケット>全席2500円
<要予約>03-3750-5751



CD発売中

ラフマニノフ ピアノソナタ第2番/練習曲集「音の絵」作品39

★レコード芸術・特選盤に選ばれました!
★読売新聞サウンズBOX・推薦盤に選ばれました!
★音楽現代 準推薦盤に選ばれました!

全国有名CDショップ、アマゾン・タワーレコードオンライン・HMV等にて好評販売中!

TACTピアノマスタークラス   受講生募集中

東京(新桜台駅スタジオ1619)にて月1回のマスタークラスを開講中です。
【日程】月末の土日いずれか・お問合せください。
【お問い合わせ】ピティナ千代田支部
◇info@tact-fd.com
◆musicanna@kca.biglobe.ne.jp
◇http://tact-fd.com/works/assistance/piano-master-class/

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