私はアドバイザーとトークコンサートを担当しました。
逗子文化センターは、とても大きなホールで舞台上の面積も大きいです。そのためか、演奏者の音が響きに呑まれがちだったので、お昼休みの練習時から、音を鳴らす、ソプラノを響かせるよう意識しました。
トークコンサートは、ラフマニノフの名曲と題して、4曲演奏しました。
やっぱりラフマニノフなので、苦手なトークコンサートも多少の安心感はありますが、op.39-9では軽い運動なみに体力を消費するので息切れしてしまって、その後に話すのも次の曲を弾くのも苦しかったです(苦笑)
わざわざ20分のトークコンサートを聴きに来てくださった親子もいました。ありがとうございました!
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アドバイザーとしては、10〜20時まで、熱演を聴かせていただきました。
かながわピアノコンクールを来週に控えた子供たち、グランミューズの方、久しぶりにピアノ以外の楽器(フルート)も聞きました。また皆様の演奏が聴けるのを楽しみにしています!
お世話になりましたアドバイザー・スタッフの先生方、ありがとうございました。
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6月2日、逗子6月ステップが開催されます。私は引き続き、このホールでアドバイザー&トークコンサートを担当します。
同じアドバイザーの利点としては、例えば、前回は弱音が不安と書かれたけど、今回はどうかな?など試せるチャンスでもあると思います。まだお申込み中のようですので、ぜひご検討ください。
トークコンサートも、別プログラムで考え中です。
https://entry.piano.or.jp/step/holds/detail/202472842
その他、5/11 桜木町5月(交流型)、5/26 弘前、7/13 埼玉伊那(トークコンサート)に伺います。
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https://entry.piano.or.jp/step/holds/detail/202372806
『ラフマニノフ、憧れの名曲』
ラフマニノフ:前奏曲「鐘」嬰ハ短調 op.3-2、練習曲「音の絵」 ト短調 op.33-8, ニ長調 op.39-9、リラの花(改訂版)
14:40-15:00 入場無料です!
思えば、ソロでオールラフマニノフを弾くステップは、2022年6月茅ヶ崎ステップ以来!
トークコンサートは相変わらず苦手分野ですが、温かくお聴きいただけましたら幸いです。
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4/3 ピティナセミナー「もっと知ろうラフマニノフ〜2024年度課題曲を用いて〜」
10:30-12:30 東音ホール(巣鴨)
https://seminar.piano.or.jp/detail/10004909
扱う作品が発表になりました!
E級ロマン派・ワルツop.10-2
F級近現代・練習曲「音の絵」op.33より No.7 Es-Dur, No.8 g-moll, No.5 d-moll、op.39より No.9 D-Dur
練習曲は、ピティナF級以外でも、どのコンクールでも使える作品です。
セミナー最後には、通しで演奏いたします(会場で受講の方のみお聴きいただけます)
会場・オンライン・eラーニング対応です。
こちらのページにも掲載されました↓
https://compe.piano.or.jp/news/2024/03/elearning2024.html
前回のセミナーは、eラーニングにアップされています。こちらをご覧いただいた上で、4/3をご受講されると、よりスムーズかもしれません。よろしくお願い致します。
https://elearning.piano.or.jp/contents/1554
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4/18 横浜バスティン研究会シリーズセミナー 第1回 楽譜から読み取るアーティキュレーションとタッチ
10:00-12:00 カワイ横浜「プラージュ」
https://seminar.piano.or.jp/detail/10004946
昨年の「休符」セミナーでお世話になりましたが、今年は、C〜E級課題曲を用いての指導法セミナーになります!
ラフマニノフを離れてのセミナーは準備もより大変になりますが、皆様のお役に立てるように頑張ります。
宜しくお願い致します。
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そんなこんなで、準備に追われているこの頃です。
今年の3月は天気が悪い印象です。
友人とコストコでお休みを楽しむつもりが、雪で中止。
練馬の美味しいものが集うグリーンマルシェ(石神井公園駅前)に行こうと思ったら、強風で中止。。
そこに出店予定だったスコーンの大人気店が、催事販売予定だった商品を実店舗で売る、というのをインスタで見て、車で行きました。
普段お店が開かない時間からオープンしたためか、いつもの行列はなく、さっと買えました!
スコーンは大好き!ぎゅっとつまった固めが好きです。
犬の気晴らし散歩もできないような天気が多いので、練馬区のショッピングセンター内にオープンした犬OKのホームセンターに行ってみました。
そのショッピングセンターに入っている練馬の名店「おだふじ」。
練馬に住んで車を運転するようになって10年以上になりますが、お店を通る度に行列。
今回、意を決して行列に並び、初めて食べてみました。
シュークリームが一番人気ですが、確かに美味しいし、安い!
近頃はいいランクのケーキの値段は800円前後しますから、行列になるわけだわ、と納得しました。
食べることだけが気晴らしみたいになっていますが、毎日甘いものは食べないように気をつけています。
]]>年長さんから大人の方まで、幅広く聞かせていただきました。
このエリアでは、昨年6月、12月とマスタークラスをさせていただき、その時に受講してくださった方が今回も来てくださったので、みなさん顔なじみでした。おかげさまで、私もリラックスしてレッスンに臨むことができました。そして会わない間に頑張っていたことが皆さんから感じられて、嬉しく思いました!
それぞれの本番に向かって頑張ってください!
先生方からいただいたお土産。受講生の皆様からもたくさんのお菓子をいただきました。お気遣いをありがとうございました!
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年に一度の健康診断が終わりました。今回は2年に一度のガン検診などはしない、楽な年です。
それでもストレスでしたので(笑)、健康診断が終わった後は、久々に街に出かけました。
全国うまいもん市(東武池袋)で買った、くーぶいりちー(左)
高かったけど買ってしまいました。
健康のために、りんご100%のりんご酢を飲み始めています。
高血圧・糖尿病の叔父曰く、健康診断前には良いのだとか。同世代の編み物の先生のブログにも良いと出てきたので、リンゴ=弘前!ということで、1か月前に青森から取り寄せました。確かに巡りがいい気がします。
その会社も全国うまいもん市に来ていたので、次のストックを買いました。
なぜか弘前話で盛り上がり(え!弘前まで仕事で来てるの?!と驚かれました)、サービスでドレッシングをいただきました。
私も40歳を超えてから、おばちゃんみたいに他人と話せるようになりました(笑)
雛祭り=菱餅ということで、今年も探しに練馬区の商店街を歩きました。
無事にゲット。沖縄ではすぐに食べられるソフトタイプが売っているのですが、関東では見かけません‥
雛人形は結局今年も出しませんでした。。。
久々に生ケーキを買いました。
チョコレートケーキの下は「ケシの実」入り。ケシの実=ポーランドのお菓子に使われていて大好きなので、買わないわけにはいかないのです。ニューヨークでもケシの実ロールパンを買って帰りましたからね。
★
春なので遊びたい気持ちが勝りますが、段々とハードスケジュールへと突入していきます。
3月17日(日)ピティナピアノステップ逗子3月地区アドバイザー&トークコンサート
4月3日(水)ピティナ「もっと知ろうラフマニノフ」コンペ課題曲セミナー
4月中旬ピティナ「アーティキュレーションとタッチ」C〜E課題曲を使って(公開され次第、お伝えします)
そして、5月15日(水)ラフマニノフ・ピアノデュオリサイタルです。
その後も、5月弘前ステップ(特別レッスン)、逗子6月ステップ(トークコンサート)、7月埼玉上尾ステップ(トークコンサート)と続きます。
体調と何よりも「脳」を整えて頑張らねば!よろしくお願いいたします。
]]>その後にテレビの旅番組で、まったく同じコースをたどっていたので、どうやら王道コースを歩いていたようです。
まずお昼ご飯は、いちご よこすかポートマーケットのテラス席で。
横須賀の有名店や海産物、野菜が買えるオシャレスポットです。お客さんも基地の方がちらほら。
ハンバーガーに惹かれたものの、健康診断前なこともあって、朝採りの海鮮丼にしました。
本当に新鮮でおいしかったです!
どぶ板通りへ↓
犬のスカジャンを見に来たのですが、この日は在庫少なめで買えず。。
本格的なシナモンロール購入。アメリカのスイーツは、結構好みです。
沖縄での幼少期の影響もあるのかも、と思います(輸入チョコ、ウエハースばかり食べていました)
少し車を走らせて、小泉家(元首相)御用達?の地元のパン屋で、珍しいパンを購入。
ポテチパン。
ポテトチップスとキャベツをあえたサラダ風。面白い味でした。
ヨコスカベイサイドストアーズにて。
風が強い日だったので、2〜3時間の短いお散歩でしたが、異国情緒を味わえてリフレッシュになりました。
あー海外に行きたい!
(行ったばかりですが)
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https://concert.piano.or.jp/yp/grandmuse.html
Hakujuホールからの眺め。審査以外で来るのは初めてでした。
私の門下からは、Jカテゴリーで1位を受賞した大滝くん(高2)がスクリャービン:ソナタ第4番を演奏しました。
大学受験でしばらく表舞台から離れますが、過去にご指導いただいた先生方、応援に来てくださった先生方・友人知人に聞いてもらえて良い機会になったと思います。また彼と同じように頑張ってきた門下生も応援に来ていて、お互い応援して切磋琢磨してきたんだなぁ、と感慨深かったです。
小2から教えてきた超古株。初めましての時は、音符も読めず‥でしたが(連弾セコンドで何音か弾くだけ)、今は私の音遺伝子を受け継ぎ、立派に大きくなりました。
そしてなぜかこの日、私が色々なお土産をいただきました(笑)
熱海、北海道、ドバイ!
お気遣いをありがとうございました!
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先日、ミュンヘンから一時帰国中の元門下生もレッスンに来てくれて、本場のバームクーヘンを持ってきてくれました。
日本のものとは全然味が違います。テンションが上がりました!
留学に終わりが見えてくると、次の悩みは日本でのお仕事になります。今まで5名の生徒を海外に送り出しましたが、そろそろそういった悩み相談をちらほら聞くようになりました。
私も帰国を視野にいれた新年は、どん底の気持ちで迎えました。特に私の場合は、9年ぶりの日本だったので、外国に移住するような気持ちでしたし、まだ仕事も何も決まっていないのに、「東京に住む」ということは自分の中の決定事項でした。
今思えば、帰国してからの数年は本当にキツかった。。。
でも、そこから道を切り開くのは自分自身だな、と自分を見ても他の人を見ていても思います。
どんな道を選ぶにしても、頑張ってほしいです!
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第1回目開催の記念すべき年に審査を依頼していただき、審査員名は事前発表されていました。光栄なことでした。
https://setagaya-music.or.jp/competition/sf2024/
上位入賞者には、室内楽もしくは室内楽版協奏曲が演奏できる魅力ある副賞があります。申込期間が1カ月強という短期間にも関わらず、第1回目からたくさんの出場者がいました。9:45〜20時半頃までの長時間、幼児から大学院生までの熱演をたっぷり聴かせていただきました。
自由曲で参加できるので、子供の部でも難曲で挑戦する子たちが多かった印象です。大学・大学院生の部は一番参加者が多かったのですが、やはり自分のキャリアに関わるので、相当に熱い演奏が繰り広げられました。その「切実さ」がアマチュアにはない本気で音楽へ向かう姿勢に感じて、私は心打たれました。
演奏してくださった皆様、今回審査員にお声がけくださった世田谷音楽指導者協会様、和気藹々と過ごさせていただいた藝大の先輩後輩の先生方、お世話になりありがとうございました!
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最近は親御さん同伴のレッスンが増えてきたので(単発&レギュラー)、親御さん用に足元暖房を用意しました。
ピアノ室はどうしても弾いている人ファーストの低め温度設定にしています。ただ私も聞いているだけの時は足元が寒いこともあったので、ついに導入しました。ところが、今年は暖冬なので、今年あと何回使えるでしょうか…
リビングには、加湿器2台目を導入。犬の皮膚のためです。
加湿器付暖房、加湿器付空気清浄機、そして加湿器。
ただこちらを導入しただけで、天井高いリビングも55%くらいをキープできるようになり、びっくりしました。
本当はピアノ室にもあと1台導入したいくらいですが…
暖冬なので、編み終わったのに着る機会がないかもしれないキラキラもこもこのファーベスト…
以前生徒から記念にいただいたブローチが似合う仕上がりになりました。
毎日ウォーキングも頑張っています。3月初めに健康診断です。
梅がキレイに咲いています。早く桜も見たいです。
練馬区のとある施設で、古いひな人形を見ました。
下は大正時代のものだそう!
大嶺家には、2段のガラスケースに入った雛人形がありました。オルゴールもついていて、悲しい雛祭りのメロディーが流れます。夜に雪洞の明かりを灯した時は、雛人形が動き出すのではないかと、幻想的な顔に魅せられていました。
ところが、そんな娘の想いを知らない親は、その雛人形を知人にあげてしまいました。なんてこと!
今、東京の家には、母が昔くれた木目込みの雛人形はいますが、毎年飾ることなく押し入れに眠っています。
今年は出してみようかな。。とふと思いました。
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*終了後に配布されたプログラム
高校B部門は、平均律・パルティータ・イギリス組曲から選択して演奏します。
以前より全国大会の審査は経験していますが、レベルが上がった!という印象が強かったです。
そして、数あるコンクールの中から、バッハのみを演奏するコンクールを選んだ、という勇気にも感心し、まず敬意を表したいと思います。
バッハは、多声部を聞き取る耳・拍子・和声&調性感覚、そこから読み取る感情や歌、そして暗譜やコントロールなど、すべてのバランスが問われると改めて感じました。ピアノが上達したいなら、気持ちよく弾ける曲ばかりでなく、苦労や痛みを伴っても、やはりバッハを学ばなくてはいけない、とも強く思いました。
久しぶりに表彰式も行われました。
銅賞の女の子が、とても嬉しそうで、私も幸せな気持ちになりました。
頑張って挑んでくれた高校生たち、審査員の先生方、お世話になったスタッフの皆様、ありがとうございました。
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https://seminar.piano.or.jp/detail/10004909
課題曲は公開前なので、どの作品を取り上げるかは後日お伝えいたします。課題曲以外でも、他のコンクールでも演奏できる作品が多いので、ぜひこの機会にご活用ください!
実地・オンライン・eラーニング対応で、当日は生演奏もございます。作品を読み解き、どう演奏したら良いのか、などお伝えしたいと思います。
ラフマニノフのどの曲を選曲したらいいかな?などの参考にもなるかもしれません。
また、昨年11月に開催された『もっと知ろうラフマニノフ!〜作品を楽しみ、魅力的な演奏をするために〜』がeラーニングで配信されています。
https://seminar.piano.or.jp/news/2024/01/rachmaninoff231114_ohmine.html
こちらをご覧いただいていると、ラフマニノフ課題曲セミナーをよりスムーズに理解していただけるかもしれません。
どうぞよろしくお願いいたします。
ステップも引き続き参加者募集中です。
5/11 桜木町5月、5/26 弘前5月、6/2 逗子6月
★
大嶺未来オフィシャルインスタグラムを開設しました。
https://www.instagram.com/mikuomine?igsh=cHJhbjhya213dzNh&utm_source=qr
写真での旅・編み物記録を残しておきたい、という思いがあり、音楽家がたくさん集まるXではなく、あえてインスタです。
ブログで文章を残して、写真はインスタで‥という感じでしょうか。(ブログは写真を転送、ダウンロード、サイズ変更など、実は大変なんです…それでも、もちろんこちらでも写真は掲載しますが!)
今年のNYの写真がスタートで、今後旅写真が増えていくような人生を送りたいです。
宜しくお願い致します。
★
先日の雪は大雪警報となり、行く予定にしていたユンチャン・イムのショパンエチュード全曲演奏会のチケットを捨てることとなりました(泣)
うちの犬は玄関を出ての別世界に呆然としていましたが、慣れると雪で遊んでいました(インスタ動画あり)
翌日は雪かきをしました。
これでも年々雪が減っています。今回も水分の多い雪で、歩道の凍結が困りました。
そんな中、人気のくるみっこを買いに行きました。
伊勢丹新宿店で並ぶこと50分…
(購入個数制限があります。一番下のハートは自分用(笑)ピッコーネのシュールなセンスが時々つぼです)
並んでいる間、近くのマダムたちは世間話から仲良くなって、あちこちから話し声。
私は声の雑音がとても苦手で、立つ腰の痛みよりも耳が苦痛な時間でした。人間失格を読んで耐えました(苦笑)
今回は母が手術をしたので、お見舞い的に頑張りましたが、もう並べません。
ランチは、並ばずに座れたバーガーにしました(笑)
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皆様の演奏を楽しみにしています!
●3月17日(日)逗子3月→締め切り済。トークコンサートをします。
●5月11日(土)桜木町5月→口頭アドバイスをもらえる新方式のステップです。参加者募集中!
●5月26日(日)弘前5月→参加者募集中!
●6月2日(日)逗子6月→参加者募集中!トークコンサートをします。
★
今週は聴くお仕事が続きました。
1月28日のヤマハジュニアピアノコンクールの翌々日は尚美学園大学の大学・大学院の試験審査でした。
学部3年生のピアノコース受け持ち学生が、ようやく長いトンネルから抜けたように集中した演奏ができるようになり、彼女の目標だった優秀者演奏会に選出され、ほっとしました。
とても良い天気だったので、お昼休憩は、学校の前に広がる田んぼの農道を散歩しました。
奥に見える建物が大学です。
これにて大学は春休みです。来年度も、学部レッスンと大学院の1・2年必修科目ピアノ表現演習の指導を頑張ります!
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31日は、門下生の試演会@新宿区立角筈区民ホールでした。
このホールを使っての試演会は数年前のコロナ禍で、久々の利用でした。その頃中学生だった男子たちが高校・大学生になって、大音量にもなって(笑)少しこのホールでは響きがいっぱいいっぱいかも…という、生徒の成長を感じました。小4〜大4までの本番間近の子たちの熱演を聴きました。現門下生は長いお付き合いの子が多いので、それぞれがちゃんと成長してくれているのが嬉しいです。
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ウィーン留学中の門下卒業生が、帰国した足であいさつに来てくれました!
ドイツで良く見たチョコレート屋さんのお菓子!
指も圧も音量も超強くなっていて頼もしい限り。こうやって現在海外で学んでいる音楽・成長を聞かせてくれたり、お話しも色々できることは、本当にラッキーなことと思います。留学した私のようなピアニスト全員が、日本に帰国して、留学するレベルの子を指導できる存在になるとは限りませんし、さらに留学した後もお話ししに来てくれたりレッスンに来てくれたりしているので、私はラッキーと思います。
★
まだ聴くお仕事が続きますが、少しバテてしまって(空き日に一日ダウン)‥いったん小休憩。
芸高受験前のソルフェージュレッスン(東京)・芸高・藝大途中まで一緒だった友人(ヴァイオリン)と、コロナ前以来にランチしました。その昔、ラフォルジュルネでも共演した仲です!
一駅違いなので、もっと会えたらいいな、と思います!
★
2月1日は、まろんさん(犬)の命日。もう5年経ちます。
お墓参りに行きました。
超短足でかわいかったし(笑)私の初運転に付き合ってもらったり、仙台の出張にお供したり、沖縄にも行ったり、なかなかのわんこでした。
カーネーションも進化していますね!紫の入ったカーネーションをお墓と仏壇にお供えしました。
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ヤマハジュニアピアノコンクールは、各センターから選出されたピアニスト+一般の方(動画選出)が、二次選考、セミファイナル、ファイナルと進んでいきます。ヤマハ音楽教室に通う生徒さんたちの第一関門が、この各センターで行われる選考会です。各部門の通過率も厳しめです。課題曲と自選曲を演奏していきますが、2次選考とセミファイナルでは違う時代の課題曲が設定されていますし、難易度も高めです。
昨年は目黒センター、2次選考、セミファイナル(中国・四国)を担当させていただきましたが、本当に厳しいコンクールだな、という印象があります。
目黒センター選考においては、審査員2名が、点数ではなく通過者を話し合って選出していきます。
今年はベルリン芸大同期入学の伊藤わか奈先生とご一緒して、苦楽を共にした仲間同士、素直に率直に感想を伝えあいながら、次のチャンスへつながりそうなピアニストを選ぶことを心がけました。
国際コンクールでは、止まったりミスをしても通過することがあります。止まった=終わり、ではないのです。
それは可能性を見てのこと。点数だけの審査だと、止まったら、やはりそれなりの点数にはなりますから、通過率も下がりますが、止まり方を見て、修正が可能そうだったり、次はうまくいくかもしれない、その先も聴きたい演奏だったなら、話し合いでこそ通過させてあげられることもあります。
今回の審査員は、そのような感じで通過者を選出していきました(もちろん、審査員が変われば、基準も変わると思います!)
参加者の皆様、熱演をありがとうございました。そしてお世話になったスタッフの皆様にも御礼を申し上げます。
私も4歳から小5までヤマハで育ちました。希少な?エレクトーンJ専出身です。
当時はこんなカワイイキャラクターいたかな?と思いながら、審査員控室の棚に飾られていたマスコットを撮ってみました。
]]>ニューヨークから帰国して体調を崩したりはなかったですが、毎日3時間くらいしか寝れていなかったせいか、正月ぼけなのか、冬だからか、とにかく寝る時間が増えました(といっても、起床時間が6時半→7時半になっただけですが)
気持ちは超絶すっきり。海外に行くと、体や頭の中についていた「いらないもの」が全部流れ落ちたようにすっきりします。
そして気持ちも「怖いものなし」になります(笑)やっぱり一人で海外に行くというのは、多少の緊張感や困難にも遭遇しますから、それらを乗り切って自信がついて、パワーアップするのでしょう。
私は昔から「強い」とよく言われますが、中学1年生から一人で東京に通ったり、9年の留学生活と活動で色々な国に一人で行ったりしたことは(しかもスマホない時代)実際には心身ともに鍛錬の連続で、やっぱり人より強くなる要員にはなるだろうな、と思います。
そして、帰国した途端、ありがたいことに今年のお仕事の話をたくさんいただいて、スケジュール調整や企画案などまとめていたら、何をするわけでもなく、あっという間に日が過ぎてしまいました。そろそろ本腰いれて練習しなければ…
まず今年は、夏までのステップアドバイザー(&トークコンサート)が例年よりかなり多めで、ほぼ毎月どこかに伺います!
関東メインなので、ぜひ参加地区の候補にしていただけたら幸いです。
現在公開されている地区はこちら↓
?3月17日(日)逗子3月ステップ(神奈川)
https://entry.piano.or.jp/step/holds/detail/202372806
*トークコンサートはオールラフマニノフです。定員締め切り間近!
?6月2日(日)逗子6月ステップ(神奈川)
https://entry.piano.or.jp/step/holds/detail/202472842
*1月29日申し込み開始
今後公開される予定なのは関東・東北の3か所です。
直接口頭でアドバイスをする新しいタイプの地区も担当します。ぜひチェックをよろしくお願い致します!
その他、ラフマニノフ・デュオリサイタルvol.2 with桑原志織「舞曲」、ラフマニノフセミナーなど準備を進めています。
また今年は夏以外のコンクール審査も多めです。たいていの審査は審査員名非公表ですが、公開されているのはこちらです↓
音の杜学生ピアノコンクール
https://setagaya-music.or.jp/competition/sf2024/
記念すべき第1回目の審査に携わらせていただき光栄です。ぜひご応募ください!
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大嶺未来presents ラフマニノフ・ピアノデュオリサイタルvol.1 with高橋多佳子「組曲」のコンサートレビューが音楽の友2月号に掲載されました!
とても素敵な誉め言葉の連続で嬉しかったです!
そのリサイタルのライブ録音CDが、5月15日ラフマニノフ・ピアノデュオリサイタルvol.2 with桑原志織「舞曲」で発売予定です!
昨日はCDの録音最終チェックをしに、リリースしてくださる妙音社の事務所まで伺いました。
お忙しい中同行してくださった下田幸二先生・高橋多佳子先生、素晴らしい作業をしてくださった妙音社の小野さんには感謝しかありません!
コンサートレビュー通り!推進力のある良い音楽をしていると思います。どうぞお楽しみに!
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いつもお世話になっている先生方が、神楽坂「リストランテ・アルベラータ」のランチを御馳走してくださいました!
イタリアンのコース料理は滅多に食べられないので、とっても美味しくいただきました!
楽しい時間もありがとうございました!
★
ジムの新年福引。いつも当たらないだろうと思って、スルーしていましたが、今年は参加してみました。
周りの方々が、うまか棒、入浴剤、コップの中、なんと!上位の景品があたりました(笑)
うちの犬も入るスポーツバック。
くじ運があるとは思わないので、宝くじは買いませんが、時々当たります。過去には年賀状2等とか・・
本当はNY行までに仕上げて着ていく予定だったセーター。やっと仕上がりました。
以前いただいた、おしゃれなブローチが似合うセーターになりました!
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ただWinter Storm予報は確実なものとなり、17時〜翌日午前中は、強風警報と沿岸洪水警報が発令されました。NY市内のみぞれ雪予報は15時から。
頭が痛くなるほど調べましたが、交通マヒが怖いので、15時にはホテルに戻って、17時までには空港に着くように決めました。海外の飛行場は24時間オープンなので、着いてしまえば空港に泊まることも可能なんです。
気持ちは落ち着きませんでしたが、最後まで楽しもうと思い、チェックアウトをして荷物を預けた後は、カーネギーホールの斜め向かいにある、カフェに入りました。
アメリカ料理らしいメニューがたくさん並ぶお店で、常に大混雑。朝9時も、何とか席に座れた感じでした。
アメリカ料理では、本場のパンケーキやシェイクを飲みたい気持ちがあったのですが、甘さが怖いので、エッグベネディクトに。
思いがけず、久々の生野菜にありつけました!
この後は、セントラルパーク沿いを歩いて、ラフマニノフがロシアを出国してNYに入った初日に泊まったとされる高級ホテルを目指しました。この時に初めて気づいたのですが、私は観光客と認識されていないようでした。
セントラルパークには、馬車や人力車がたくさん停まっていて、私の周りを歩いている方々に乗らないか声をかけていたんです。
何人もがなぜか私を素通り…一人だからという理由だけではなさそうでした。まぁ現地人に見えたなら、それはそれで狙われにくいので安心です。
ひときわ目を引く古い建物(改装中)は、シェリーネザーランドホテル。1泊10万します。
思い切って中に入ると、静かなこじんまりとしたロビー。ホテルの人がすぐに声をかけてきました。
有名なピアニストが泊ったホテルだから見に来た。写真を撮ってもいいか、と聞いて許可を得ました。
本当に素敵なホテル!10万でも泊まってみれば良かった‥‥
ポーターさんはとても分かりやすい英語で、ピアニストは誰なの?と話を続けてくれました。
色々話していくと、このホテルが建てられたのは1927年だよ。と教えてくれました。
ラフマニノフがNY入りしたのは、1918年‥‥
確かにいくつかの資料にこのホテルの名前がありましたし、珍しい名前なので、別のホテルというのも考えにくいです。
ラフマニノフの資料は、真実や偽りが入り乱れているので、もしかしたらこのホテルではなかったかもしれません。
ただ、ラフマニノフがNYにいた時代にこのホテルはあるので、もしかしたら来たことはあったかも‥
と希望を持ちつつ、写真に収めておきました。
メトロポリタン美術館へ移動。
チケットは事前に買ってありましたが、オープン15分後到着ですでにセキュリティチェックの行列‥でも思ったより早くに入れました。
10年前にも来たことがありました。その時はまじめに全部見ようとして、かなり疲れてしまったのを覚えています。
今回は、ヨーロッパ美術のみ!と決めて、すぐに2階に移動しました。
そのおかげか、誰もまだ2階に到達しておらず、ガラガラ。ゆっくりとピアノを見れました。
ヨーロッパ美術の中でも、宗教画やルネサンスの残酷な絵は、今回は心境的に見れませんでした。新年から死を感じる出来事が多くて、そういう絵からは離れたいと思いました。19世期の柔らかな色彩の絵画コーナーに的を絞りました。
有名な絵たち。
でも今回目を奪われたのは、ジャンヌダルク。
ジャンヌダルクの目力がすごく、吸い込まれました。
美術館の魅力はこういうところにあると思います。いつも同じ絵に惹かれるとは限らない。その時その時で求める絵が変わってくるのです。
そして美術館へ行くといつも思います。この人たちも生きていたんだなぁと。。
メトロポリタン美術館のショップで、お土産を追加購入。
予定より早めでしたが、疲れないうちに出ました。
街中に行きたいお店があり、有名なフィフスアベニューを歩きました。トランプタワーがある通りです。
古い教会もちらほら。教会の中を見るのは大好きですが、やはり歴史あるヨーロッパの教会にはかなわないと勝手に判断し、今回は入らず。
ロックフェラーセンターまで行きついてしまったので、夜に見に行く予定だったクリスマスツリーを見ました。
これにてNY観光は終わりの時間を迎えました。
ホテルに戻るころには、雪が降り始めました。空港近くまでの電車が出ているペンステーションまでタクシーで行きたいと伝えました。
そしたらポーターさんが自分が呼ぶから待ってて、と言い、「50USD で手配するけどいい?」と聞いてきました。
1時間先の空港まで82USDなのに、なぜ地下鉄で5駅先のところが50USDなの?!と思い、疲れてぼーっとした頭でも、NO!と言えました。(地下鉄は大きなスーツケースを持ってゲートを通りにくい。土曜日で最寄り駅は運休‥)
それを聞いていた掃除係のおじさんが小声で「あれはおかしいよ、あいつはダメだ。50なんて高すぎるよ」と、私の声を代弁してくれました。彼がタクシーを道で拾ってくれる、と言ってくれましたが、なんだかもう誰も信用する気にならなくなって、自分で拾う、と言い、30分歩くことにしました。ロシアで白タク被害にあったり、ポーランドでも白タクをたくさん見てきたので、タクシーそのものに信用が持てない人間になってしまいました。また観光客をだまして金を取ろうとする卑劣な人も多いので、その時の私は怒りの塊でした。
雪風が強くなって、かなり濡れましたが、駅にたどりつきました。
駅=怖い場所、というイメージですが、全然そんなことなく!地下鉄とも全く違う雰囲気でした。NYでは空港ーマンハッタンは電車利用をおすすめします。
空港に到着してからも大変でした。。。
ターミナル8は、ベンチ椅子が全くない小さなターミナル。座れるレストランやカフェすらない!24時の便は21時頃にチェックイン開始と言われました。
17時に着いたので、4時間どうやって過ごそう=地べたに座ろう、になりました。ビニールをひいて、寄っかかるところもなく‥
途中で寝落ちしそうになるも、なんとか搭乗手続き時刻を迎えることできました。なんだかんだでゲートに入れたのは22時近くなっていたと思います。
強風警報も何のその、飛行機は予定通りに飛ぶことになりました。ゲート内のお店はすでにクローズになっているところが多く、何もすることがありませんでしたが、飛べるだけでもほっとしました。
帰路便は運よく一番後ろの席で真ん中席が空いていました。少しゆったりした空間で離陸を待っていましたが、飛行機が走るだけでなかなか上に上がらない。
・・・・と思ったら、エンジントラブルで駐機場へ引き返すとのアナウンス。
そこから修理に。いつ飛ぶかわからない、と1時間おきにアナウンスされて、結局飛べることになったのが、4時間後。
エンジントラブルとか言われると、なんだかドキドキのフライトでしたが、何事もなく無事に日本に到着できました。
しかし今回の旅は本当に交通運に恵まれず、行きも帰りも4時間の遅延、NYでは地下鉄事故に天候不安…こんなにもトラブルが多い旅は初めてでした。。。
でも4年ぶりの海外一人旅。40代になり体力も落ちていると実感していますが、意外に平常心で、素の状態で旅できたことは良かったです。
今回はラフマニノフのことがあってNYを選びましたが、メトロポリタンオペラも見れたし、もうアメリカはいいかなぁと思いました(苦笑)やっぱり高層ビルに囲まれる旅行よりも、古い町並みの、歴史ある景色を見ている自分の方が、リラックスできる気がしました。
行きたいところ、見たい景色は無限にあります!自分の年齢と時間と金銭問題を鑑みて、これからもできる限り、死ぬときに「あれやっておけば良かった」と後悔しないように、冒険したいと思います。
]]>週1回しかない貴重なツアー。しかも参加費無料です。歴史あるホールで、かつてはクラシック演奏会も行われていましたが、今はジャズがメインのホール。ラフマニノフも演奏したことがあるので、楽しみにしていました。
ところが前日にキャンセル連絡が…
仕方ないので、外観だけでも見に行きました。
ホールは大通りから中道に入ったところですが、その角に、スタインウェイ!
The Town Hall
中にも入れなかったので、外から中を覗いてみました。
この後は、ジュリアード音楽院のショップに行った後、南へ南下してグリニッジヴィレッジを観光・ショッピング、夕方は中心部のモーガン図書館とロックフェラーセンターのクリスマスツリー、夜はメトロポリタンオペラの予定でした。ところがこの日、地下鉄のダイヤが大幅乱れに…
実はこの日未明、NYで地下鉄脱線事故がありました。朝はTownHallまで地下鉄で行けたものの、次の場所に行こうと地下鉄ホームまで行ったら、駅員さんが「運行なし」と叫んでいる…結局は事故路線だけでなく、他の路線も運休が相次ぎました。とりあえず、代替路線でホテル近くまで戻ろうと思いました。11時だというのに満員電車でした。外にでて代替バスを見てもぎゅうぎゅう詰め‥
これを見て地下鉄が復旧しない限りは、徒歩圏で行動しようと決めました(結局、復旧せず)
移動中に通りがかったタイムズスクエア。
ジュリアード音楽院。
ショップでラフマニノフの楽譜を買いました。
面白そうな伝記などはなし。8年前くらいに夫が行った時は、ラフマニノフのサイン入りの手紙が10万円くらいで売っていたそうですが、そういったお宝も今回はなく残念無念。
夜行ったメトロポリタンオペラと、右はニューヨークフィルの本拠地。10年前にコンサートを聴いたので、今回は割愛。
ブッフビンダーのベートーヴェン協奏曲4番の演奏日でした。
お昼ごはんは、憧れがあったアメリカンダイナーで。
平日なので空いているかと思ったら、すごい人!(みんなおしゃべりでうるさくはある…)運よく入れた感じでした。
Allday Breakfastというメニュー欄からステーキを(笑)アメリカは必ず卵2個で、どういう焼き方か聞かれます。
Sunnyside(目玉焼き)で注文しました。これで25ドルくらいですが、ステーキを25ドルで食べられたのはラッキーに違いない。
物欲が全くない時期で、デパートは歩いただけでしたが、少しうろうろしてびっくりしたことは、バーゲンでも10万を超える洋服たちが、雑にぎゅうぎゅう詰めに並べられていたこと。日本の2倍の物価、と考えれば、もしかしたら銀座のデパートでお買い物するようなものなのかもしれませんが。。アメリカから見ると日本は貧乏、と言われる所以が理解できました。
オーガニック食材で有名なWholefoods Marketで夜ご飯を買いました。
油っぽいのを食べたくなくて、お寿司に。でも、どうせならと一癖ある、スパイシーマヨ・アボカドサーモン玄米ロールを選びました(笑)普通に酢飯、ソースなしもありましたよ。
NYチーズケーキも食べました。
この日、ショッピングで生徒たちのお土産を買う予定でしたが、できなかったので、毎日通ったスーパーで紅茶をとりあえず買っておきました。
私は海外旅行の際、あまり夜出歩くことはないんです。20時くらいには絶対に部屋にいて、のんびり過ごすタイプです。
今回は毎晩コンサートに出かける旅程なので、昼間の疲労がすごくなってしまったのですが(時差ボケで夜も3時間くらいしか眠れていない)、昼寝もおちおちしていられない事態が…
それは帰国便にぶつかるWinter Storm予報。NYも吹雪か雨、強風、沿岸洪水注意報が出ました。
国が運営する「たびレジ」に登録していたので、在アメリカ日本大使館からも注意喚起のメールが来て、空港のSNSでも出発便の確認をするようにポストされていました。
最悪の事態でどうするのかなど調べていたら、時間はどんどん経っていき‥‥
そしてやってしまいました。
歩いて15分。メトロポリタンオペラに到着すると、スマホがない!スマホのQRコードが、チケットなんです。。
それよりもNYでスマホをなくしたら、生きていかれない!というほどNYはスマホ社会。もし盗まれていたら、もっと最悪!!!
スマホをどうしたのか記憶も定かではないので、とりあえず部屋に戻ることにしました。全速力で走って‥‥
部屋に戻ったら、ありました。心底、ほっとしました(涙)
そして、また超早歩きでホールに戻りました。ギリギリセーフで座れましたが、足がパンパン。膝が黄信号。。。
実は今回の前の海外一人旅でも、全速力で走りました。エストニアのタリン市内を。。
この時は、ショッピングセンターでドレスを試着して、パスポートの入った小さなポーチを置き去りにしたんです。別の場所に移動して、ポーチがないことに気づきました。ショッピングセンターにポーチがそのまま残っている保証もないですし、中身がパスポートなので、本当に焦りました。しかも数時間後に旅行の拠点にしているフィンランドに帰らないといけない‥(フィンランド・エストニア間は船で2時間半)全速力で20分以上走って戻ったら、店員さんがお店に置いていてくれました(涙)
今回のことで、3日目あたりはぼーっとして危険、と思いました。。次回は気をつけます。。
メトロポリタン2日目は「カルメン」
席は最上階真正面右寄り。
今シーズンプログラムの表紙になる、目玉演目です。
現代演出で、ロングブーツにショートパンツ、髪はメッシュのギャル総長のようなカルメン(ロシア人)。かっこよかったです!
オペラ歌手は実力だけでなく、どんな衣装も着こなさないといけない。。ソリストが決まって演出が決まったのか、演出に合わせてソリストが選ばれたのかはわかりませんが、そんなことを考えました。
前日同様、1幕のハバネラに全力を注がないので全体がまとまり、他にも良い曲がたくさんあることに気づかされました。
少し残念だったのは、相手のホセ役(ポーランド人)が、最後まで声が持たずに、大事な場面で何度も何度も裏返ってしまったこと。序盤で声が出にくそうとか、音程を外している歌手は見たことがありますが、最後まで持たない、というのは初めてでした。やはり終演後は、あちこちで批判的な声を聞きましたし、メディアにも出てしまいました。病気などの一過性のものなら、メトロポリタンまで上り詰めた美声のキャリアをどうかつぶさないでほしい、とも思いました。
休憩中の写真。
レストランがあって食事ができますし、食事つきチケットも売っています。コンサートの合間に食事できる強い胃腸、私にも欲しいと思いました。
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ガーン…改装中ですか・・
私の滞在中、カーネギーホールでのコンサートはなく、イベントのない日は、内部を公開するツアーが行われるのですが、それもなかったです。ちなみにツアーは、1,2週前にサイトに公開されるので、ギリギリまで期待していました。ヨーロッパは2日から通常モードでコンサートも多くありますが、NYの1月初旬は、バレエやソロコンサートはお休みになる印象でした。
ただカーネギーホール内のローズミュージアムは開いていたので、入ってみました。入場無料です。警備員さんのいる裏口のようなところから入り、お客さんは誰もいませんでした。
カーネギーホールで弾いた偉大な音楽家たちが展示されています。チャイコフスキーから始まり、もちろんラフマニノフもいました。
ラフマニノフの頃のカーネギーホール。何度か改装されたみたいです。
ホロヴィッツはカーネギーホールのレジェンドなのか、ポスターなど含めて展示多め。
ショップでは、カーネギーホール名言「Practice」と書かれたステッカーを買いました。
生徒のお土産にもしようかと思ったのですが、パワハラとか言われたら‥と思って(笑)やめました。
いったんホテルへ。ホテルの近くに24時間オープンの高級系スーパーがあり、そこに毎日買い物に行きました。
お惣菜やサラダをパックに入れて買えるコーナーもあり(重さで値段が決まる)、この日はこちらで夜ご飯を調達。
あまりきれいな入れ方でなくてすみません。。野菜・肉・パスタなど、好きな配分で入れられるからいいですよね。これで13ドルくらいでした。食べる時に部屋のレンジで温められるので、レンジは重宝しました。
夜は歩いて15分のメトロポリタンオペラへ向かいました。
世界でトップクラスを誇るメトロポリタンオペラは、何が何でも見たいと思い、この日と翌日の2日連続でチケットを買っていました。演奏会用ドレスよりも派手なドレスを着た方、ドレスアップをした若いカップルたち…今までポーランド、ドイツ(ベルリン・ドレスデン)、フィンランドでオペラに行きましたが、どこよりもドレスアップ度が高かったです。
演目は、ラ・ボエーム。私が一番回数を見ているオペラ。
聴きやすいし、年末年始に多い人気演目です。
この日の席は、憧れもあって、左側のボックス席。2〜6人のみで区切られたお部屋です。
ボックス席の中にもさらに上下階があって、入る扉が違います。
着いてすぐにメトロポリタンオペラのショップサイトで目をつけていたオペラグラスを購入。
クラシックでかっこよいオペラグラス‥私がオペラを見る席はたいてい最上階なので(安い席。ドレスアップの必要もない)、絶対に買おうと思っていました。
文字板は、歌詞訳が表示されます。各席にあるなんて贅沢!3言語くらいはあったと思います。
このシャンデリアはメトロポリタンオペラの名物。
コンサート開始前に、客席まで下がっていたシャンデリアが上に上がっていくんです。
肝心のオペラですが、一言、圧巻でした。
この日のメインソリストは、ロシア人。音程外さない、ビブラートもコントロール。どこをとっても技術力抜群!
よくブラボーを求めるようなソロの見せ所もさらっと歌うので、最初は物足りなさも感じましたが、終演する時に作品全体が見えた感じで、これは初めての感覚でした。確かに、ブラボー拍手が鳴りやまずで作品が止まると、なんとなくキレギレな記憶になります。これは、ピアノの大曲構成にも言えることですが、アピール止まりが多いと作品の骨組みを乱します。さすが一流は違うなぁと思いました。そんなことをしなくとも、実力に自信があるんでしょうね。
そして演出にも度肝を抜かれました。この日の演出は古典演出。部屋の飾りや、エキストラの動きにもスキがありません。女性陣の髪型も超細かいカールで、お化粧も最後の死ぬシーンでは頬に濃い影を入れていました。(オペラグラスだからわかった?)
そして、舞台上に生きたロバと馬が出てきたんですよ!!舞台で動物を扱うってすごいことです。
冬のシーンでは、雪に見立てた粉を、舞台いっぱいに広げて積もらせて、足跡も表現するなどしていましたが、この粉を休憩中に片づけて、次のセットを組み立てるというのは、どれだけの労力だろう、と思います。
帰りは22時半になっていましたが、たくさんの人が歩いていて、危険を感じるようなことはありませんでした。
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