良い知らせ、悪い知らせ
とはいっても、私に関してではなく、私の知人に起こっていることですが、一喜一憂してしまいます。
良い知らせといえば、昨日、ポ留学時代の友人に男の子が産まれました
産まれたての写真がメールで届いたのですが、もうすでに顔のパーツがくっきりのイケメンです
皆でポ語でも教えて、可愛がろうと思います
私の方も良い知らせがあり、来年から、とあるコンクールで審査員を務めます
数年前までとは立場逆転のお仕事、楽しみです!
今日は朝から、年末の沖縄行きの飛行機を予約しました。
JALやANAだと、往復9万くらいになります・・・それならドイツ行きますよ
ということで、初のスカイマークで帰省します。
2か月前の格安チケットを狙って、予約開始の9時半から、きっとサイトにアクセスが集中していたのだと思います。
サイトが開かず、開いても次に進めず・・・・の繰り返しで、ようやく1時間後にチケット確保
それでも、一番安いチケットはsold out でした!
沖縄レッスン期間は、12月26,27日です。
詳しくは、大嶺未来オフィシャルサイトをご覧ください。
あと、明日の「留学パネルディスカッション」情報と、12月28日のコンサート情報は、先にブログのコンサートカテゴリーに更新しておきました。ぜひご覧ください。
明日は、東京芸大付属高校の後輩の前での演奏&トーク。
できるかな・・・緊張します。
11年ぶりの高校訪問も楽しみにしています
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時差ボケ?
夜中3時半まで寝られず、今日の睡眠時間は3時間。
そして尚美のレッスンの合間に、ものすごい睡魔に襲われ、
「もうダメだ〜」と思いきや・・・・・
今はピンピン元気
ちなみに普段は、夜には滅法弱く、芸術家らしからぬ完全なる朝型です。
何もない分にはいいのですが、日曜日は本番です。
早く時差ボケを直さないと、睡魔に襲われながら練習して、練習できない時間に元気、という効率の悪い中で調整することになります。。
今日は先ほど書いたように、尚美に行ってきました。
生徒にお土産のHARIBOをあげると、思いのほか皆喜んでくれました。
ちなみに、私が持っていったのはこれですが、
原産国のドイツでは、もっともっと安いです
帰りは偶然にも、学部長、秘書さん、そして先輩講師の5人で帰路につき、社会人1年目同士の秘書さんと、色々と語りあってしまいました。年齢は違えども、悩みは一緒でした
帰宅すると待っていたのはこちら↓
北海道からの小包
米、海産物の加工食品、調味料が届きました。
でも何よりも嬉しいのは、北海道スイーツ
小さい頃から、アメリカからの輸入菓子と北海道のお菓子しか食べていないようなものなので、甘いものには、こだわりがあります
ドイツでお菓子を全然買わずに帰ってきたことを後悔したのですが、
買わなくて正解でした
明日と明後日で本腰入れて、本番に備えます。。
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尚美・第8回ピアノ定期演奏会
ドイツ−日本は、飛行機で約13時間。
それで行き来できるのだから、「世界は近くなった」と世間は言うけれど、
私はそれでも遠い存在だと感じます。
結局のところ、何千年かかっても、一部の模倣的一致を除いては、言葉も民族も建物も風景も、交わることはなかったわけで、やっぱり世界は近いようで遠いわけです。
昨日まで見ていた景色が全くなくなり、目に映るのは半年だけ見た景色。
その不思議な感覚に、未だ慣れないなぁ、と思いつつ、家に帰宅して数時間休み、尚美学園大学第8回ピアノ定期演奏会に出かけました。
前半は、連弾。
後半は、試験で優秀だった数名のソロ演奏。
場所は、成増アクトシティホールで、家からも近く、時差でボケボケの体には、本当に助かりました。
みんな素敵な色とりどり&キラキラドレスにセットされたヘアスタイル。
連弾の時はおそろいのドレスを準備していたり。
そういう日本の音大生らしいこと、私は何一つしていないことに気が付きました・・・
ポーランドでもドイツでも、黒オンリーでした(笑)
私は、「プライドのある演奏」が好きで、そういう演奏をする子が尚美にもいます。
彼女はいつも優秀な成績を収めているらしく、そのプライドとその責任を演奏の中にも感じて、それが音の中に強さと煌めきを放ち、彼女が何を弾こうとも、魅力的に感じます。
「プライドの高い演奏」は嫌いです。それは、ただの自己顕示欲と押しつけがましさの表れです。
その狭間はどこなんだろう、と考えながら帰宅しました。
今週は、たまっていた個人レッスン、尚美の補講、日曜日の母校での留学パネルディスカッションの準備で、かなり追われそうです。
今回撮ったベルリンの写真を、ホームページに大量Upしました。
ブログに載せていない写真もたくさんあります。ぜひ見てくださいね♪
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さよならベルリン
今日は10月のベルリン滞在、最終日。
朝練しに学校に行きました(ファザーネン校舎)。日曜日の日課でした。
その前に、ベルリンの電車の内部。
外人サイズで広いです。ちなみに地下鉄は、狭いです・・
学校の練習室。
ピアノ3台+アップライト。贅沢
左から2台は、良いピアノ(スタインウェイ)のため、鍵がかけられています。
でも右端の練習用のピアノも、ヤマハで良いピアノです
練習室から見える景色。
3時間半ほど練習して帰宅。
留学生だった頃は、朝早起きして学校で4時間練習して、また家に帰って練習するのがしんどかったのですが、今の私の生活からみれば、「何をぐうたらな!」って思います。
練習して自分と向き合うだけで良かった学生時代は、やっぱり天国。
その天国が恋しくて、「本当に今帰国して良かったのだろうか?」と自問自答することが、この半年多々ありました。
でも、ベルリンに来て、半年ぶりの天国に来て、わかったことは、
私はやっぱり働きたい(教えたい)、ということ。
天国は天国で、やっぱり天国だけれど、天国はその世界のように、時が止まった感じがします。
自分の生活を楽しみ、自分の中の日々の音楽の小さな向上を喜び、そんな日々が永遠に続いていく感じです。
でも、東京で働いている間は、生徒の成長を感じ、自分が人の為に何かを考え、その合間の限られた時間を100%の力で自分の練習にあて、でも時に、時間の無さにイライラしたりするんだけれども、目まぐるしく毎日の変化を感じます。
ところが、レッスン後にラフマニノフを聴きながら、あの何もない、闇夜の広がる先生宅の駅で、「帰りたくない」と思ったのも事実。
今日の朝、学校で友人にばったり会い、
「次はいつ帰って来るの?」と聞かれました。
「ベルリンに帰る」という表現は、私の中に違和感があるのですが、
もしかしたら、私自身がそういう風に見えているのかもしれません。
先生⇔学生、日本⇔ヨーロッパの2重生活の混乱はまだまだ続きそうです
でも、通ううちにだんだん消化していって、分裂した自分が1つになっていくんでしょうね。
まだ帰国して1回目の渡欧ですから・・
日本で講師として働けるのは良い事、まだベルリンで学べるのも幸運なこと。
それが身にしみて分かった2週間でした。
さよならベルリン、また来ます。
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ガイドブックにはないベルリンの歩き方
そのはずが、旧東地区Warschauer Str.(ワルシャワ通り)という駅に着いた途端、急に降りたくなって下車。
それからは、また地図なしの散歩を再開。
イーストサイドギャラリー。
ベルリンの壁にアーティストが絵を描き、色とりどりの壁に変身。
この橋は好きなのですが・・あまり良い写真が撮れませんでした。
橋の下は、こんな風になっています。
右手には大きな川が広がっています。
(下4枚目の写真参照)
しばらく歩くと、小さな川があり、ほとりに人が住んだり、カフェになったりしています。
路地に入ると、こんな建物を発見。
レンガから飛び出ている人影が・・
はい、旧東の特徴です
ベルリンは落書きの街ですが、旧東の落書きは、目立ってひどいです。
ゴミも捨てましょう!!!
・・でも、写真に撮ったら、何となくアートっぽくなりました(笑)
ここでベルリンの豆知識
ベルリンの街はベルリンの壁によって東西に分断されていました。
壁が崩壊して統一された今でも、東と西では差がありますし、差別もあります。
簡潔に大袈裟にいえば、
西は豊かで、東は貧乏。
西は綺麗で、東は汚い。
西は治安が良くて、東はあまり良くない(ネオナチが多い)
など、あまり東地区に良いイメージはありません
最近は、クラブやお洒落スポットがたくさん増えて、若者が集まりつつありますが・・
でも、同じくロシアの統制下にあったポーランドから来た私には、何かしら東地区の中に安心する景色があります。面白い発見が多いのも、旧東です。
私がみたかった景色は、これでした。
ポーランドからベルリンに通っていた時、見ていた景色です。
これを見ると、ベルリンに来たな、と感じたものでした。
1時間ほど歩いたので、ぼーっと駅で休憩。
昼間も歩いたので、お腹ぺこぺこ。
夜は、1人飲みメニュー。
ベルリンでゆったりできる最後の夜なので、
La Fayette(フランス系デパート)で、生ハム&エスカルゴ&クロワッサンを奮発して買いました。
クロワッサンは、やっぱりフランス系がおいしい
生ハムは、先輩夫婦からSan Danieleがおいしい、と言われ、それ以来ずっとその生ハムを買っていたのですが、この日は売り切れ。代わりに、フランス人店員お勧めの生ハムを買いました。
赤ワインは、辛口。5ユーロ出せば、おいしいワインが見つかります。
キッシュは、手作りです。
明日は、いよいよ最終日。最後まで音楽づくしになりそうです
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