練習に明け暮れる
今回も、いつも同様、友人の家に泊めてもらっているのですが、その友人が我が憧れの街ニューヨークに旅行中のため、一人暮らしを謳歌させてもらっています
本当に感謝です
自分のペースで練習、休憩ができ、驚くほど集中して練習できました。
毎日これくらい練習できたら良いのに
なので、特に変わったこともなく書くことがないのですが・・・
今日の午前中は雨雪が降りました
白い点々が雪。でも、すぐに溶けて消えてしまいました。
レッスンでは、リサイタル前半のプログラムを通して弾いてきました。
今回のリサイタルは前半が長く(約50分)、後半は30分という時間配分。
やはり、前半最後には、集中力が途切れて乱れる部分が出てくると思うので、いかにコントロールするか、が鍵だと思っていました。
が、少しコントロールしすぎて、自由さが足りないことを指摘されました
明日は正午から「展覧会の絵」をレッスンしてもらいます。
そして、夜は楽しみにしている、ベルリンフィルのジルベスターコンサート
キーシンがグリーグのコンチェルトを弾き、オケはブラームスのハンガリー舞曲などポピュラーな名曲を演奏します。
このコンサート、チケットを取るのは困難です。3日間連続コンサートですが、すぐに完売になります
私も数年前、友人と朝6時半に並んで、11時頃チケットを手にいれました。
今年は、友人が並んで買ってくれて、聴くことができます
花火にも負けず、疲れにも負けず、音楽と共に年を越してきます
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年末のベルリン
昨夜ベルリンに到着しました。
今年は暖冬なだけあって、ベルリンの夜も7℃。ただ風が強いのが難点
経由地のヘルシンキ(フィンランド)ですら、雪がありませんでした
飛行機の中は、ヨーロッパで年を越そうとする観光客で満席。
全然眠れなかった今日は、時差ぼけです。
朝3時に目を覚まし、ぐだぐだ過ごした後は、朝練に行きました。
ベルリン芸大の廊下。誰もいない学校で3時間練習。
その後、おいしい食材を求めて、フランス系デパート、ラファイエットへ行きました。
クリスマスが終わっても、ツリーやイルミネーションがなかなか消えないヨーロッパ。
詳しくはわからないのですが、宗教的に、クリスマスの意味合いは2月まで続くらしく、「だから飾ったままにしている」説と、「キレイだからすぐにしまう必要はない」説を、以前ポーランド人から聞きました。
真相はわかりませんが、日本人の私たちからすれば、少し違和感があります
それだけ日本人がイベント好き(もしくは経済のための商業効果に乗っている)ということなのかもしれませんね。
地下鉄内の広告。
何の広告だと思いますか?
ベルリン・ドイツ・オペラ(ベルリン3大オペラ劇場の1つ)の広告です
11,12月はヴェルディのドンカルロをやりますよ、という内容。
(もちろんプログラムは他にもありますが!)
こんなモードな広告にも驚きますが、ドイツは地下鉄、電車、電柱の広告が音楽もので溢れている、ということに、日本に帰国してから気付きました。
日本のように、車や電化製品や飲料の広告はほとんどありません。
その代わり、オペラのシーズンスケジュール表、コンサート広告などがあちこちにあります。
これが文化の違いでしょうか
生活にクラシックが根ざしています。
夜はレッスンでした。
ベートーヴェンをみっちりやってもらいました
細かいニュアンスをやりながらも大きいフレーズでとらえること。
古典で私が一番苦手なことかもしれません。音が少ないだけに、とても難しいです。
先生に風邪が長引いていることを話すと、お湯に溶かして飲む粉をもらいました。
ヨーロッパでは、まず「飲む」ことから始まる気がします。。。
ポーランドでも、確かこういうのを勧められました。
味は、甘酸っぱい感じです。
早く良くなりますように。
家に帰ると、消防車が消火活動をしていました。
どうやら花火が何かを燃やしたようです
ベルリンは、大晦日に向けて、今日から花火・爆竹を売り出し始めました。
ポーランドもベルリンも、花火の売買・遊ぶのが許されるのは、大晦日のみです
ただ、それを悪用する人がたくさんいて、車に向けて投げる人、ふざけた人だと、人に投げたりもします。
それが事故や火事を引き起こし、大晦日の消防車出動率は、すごいらしいです。
夜の外出が多いので、私も気を付けようと思います。
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いよいよ出発
クリスマスが終わりましたね。
皆さんの家も、今頃年越しの準備で忙しい頃かと思います。
私も、鏡餅を買いました
日本の年末は、洋から和に様変わりするので、楽しいです。
ちなみに、今年のクリスマスケーキはパイヤールでした
あま〜いけれど、チョコ好きにはおススメです
今日はベルリン出発に向けて、病院へ行ってきました。
今月、私を悩ませているのは風邪。
良くなったと思ったら悪化したりして、かれこれ2週間。
生活に支障はないほどの風邪でも、やはり完治しなくてはダメですね
ベルリンは温かいそうで、私にとっては初めての雪なし年越しになりそうです
ちなみに、2009年の大晦日は「これがヨーロッパ最後の年越しだ!」と思い、大切に過ごしたものですが、その2年後またベルリンで過ごすことになろうとは・・・
未来はわからないものです。
学校のホームページにも、リサイタルのことが載っていました↓
http://www.udk-berlin.de/sites/klavier/content/veranstaltungen/index_ger.html
2012年の第1回目リサイタル、良い年明けとなるように頑張ってきます
ちなみに、年末最後のお仕事は、明日のリハーサルです。
1月中旬に録音のお仕事があります。
こちらもキチンと頑張ってきたいと思います
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新宿サザンテラス
毎年イルミネーションで彩られる場所ですが、私は初めて来ました。
幻想的な道が続きます。
その先には、行列を成していたこちら↓
銀のポールに手を置くと、△が光と音で彩られる、というものがありました。
人によって光も音も変わります
太陽エネルギーで光を灯すスカイツリーライトもありました。
節電の影響か、去年行った六本木のイルミネーションが印象的だったからか、少し寂しく感じましたが、それでもこんなにライトを灯せることは、幸せなことなのでしょうね
思えば、今年は色々なことがありました。
来年は、スカイツリーが完成しますね。また時代は変わっていきます。
ポーランドは、ベルリンは、今宵に向けて、静かに準備が始められていることでしょう。
街がしーんと静まりかえるあの時間が、懐かしく思い出されます。
メリークリスマス
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一足早く・・
クリスマス本番の今日も明日も、スケジュール帳は練習プランで埋まっています。
(本番近くなると、練習スケジュールを組みます)
最近できた新家族も、お仕事で不在のため、少しは日本のクリスマスを味わってみようと、街へ繰り出したのでした
来たのは、新宿西口。
都庁や高層ビルが立ち並ぶオフィス街です。
実は、私の好きな街です
奇抜なオブジェがあっても・・・
お疲れのサラリーマン方は立ち止まらずに去っていきます。
その感じが良いです
これが渋谷にあったら、どうなることか・・・
目的地は、某ホテル内のレストラン。
このシャンデリアが象徴するような一流ホテルですが、思い切って入ってみたら、1000円代からでも食べられる、とっても雰囲気の良いレストランを発見してしまいました
これなら一般ピーポーの私でもいける!と、
以来、お気に入りの場所となっています
鉄鍋でワイン煮された柔らかい頬肉
おいしいお料理でまた幸せなキモチになりました
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