コンサート・まろん続報
ご心配おかけしているまろんさんですが、回復傾向にあります!
食欲もいつものモンスターに戻り、水も飲むようになりました。体は傾きよたよたながらも、自力でいつものように家中を移動できます。散歩もゆっくりできるようになりました。心配していた痴呆も、今のところありません!
いつも首をかしげているようで、それはそれで可愛いのです。
病院は週末で、それまでは投薬治療ですが、ひとまず安心しています。
今日からレッスンも通常で行う予定です。
私も毎日21時就寝で泥のように眠り(まだ眠いですが)、体調も落ち着いてきました。
色々とご心配おかけしました
4月15日は、ボリス・ギルトブルグのラフマニノフ前奏曲・全曲演奏を聴きに行きました
エリザベート優勝者にふさわしい演奏でした。
技術はもちろんすごいですが、歌い方・弱音がとても美しく懐古的なのです。特にop.23は感動しました!
使用ピアノがFazioliで、耳が慣れるのに時間がかかったのですが、ラフマニノフの素晴らしい音楽を堪能できた時間でした。
私もいつか前奏曲の全曲演奏をしたいです。
4月22日は、ピティナ指導実技デモンストレーションを聴きに行きました。
指導者として有名な先生方が、1人の生徒につき12〜15分程度のレッスンをして、それを見学する(勉強する)、という企画です。
EF級カテゴリーで、私の生徒もモデル生として出演させていただきました。
先生方の注意されたことはもちろん、子供たちに対する話し方や接し方も勉強になりました。そういったところからも、優秀な生徒が育つ理由がわかりました。
元生徒のリサイタルのお知らせです
私がベルリン芸大の学生だった時から数年教えさせていただいた、いわゆる初めての生徒です。
彼が沖縄県芸生だった時は私の帰省時に、完全帰国してからは深夜バスで京都からレッスンに来てくれました。
「音楽で食べていきたい」と、京都に帰ってからも頑張り、クラシック音楽コンクール全国大会でも5位入賞しています。
初リサイタルを京都で開催するので、お近くの方は応援していただければ幸いです
★チケット予約
京都府立府民ホールアルティ 075-441-1414
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード321458】
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まろん、別の病気に
心臓疾患を診断されて数日後、夜中2時頃にまろんが急変しました。
少し吐いたと思ったら、目のまばたきがすごく、お腹のあたりがバクバク動いています。
「急変だ!」と思い、救急センターに電話。受け入れ可能ということだったので、車を出しました。
救急センターでの診断は、心臓とは全く関係ないところで起こった「前庭疾患」という病気。
人間でいうと気分は船酔いの状態。食欲、水を受け付けません。体は、目が車のウィンドブレーカーのように右左に動き、首は傾斜し、まっすぐ歩けなくなる病気です。
老犬に突発的に発生する病気ですが、脳に問題がある場合もあるとのこと。
ただ、まろんは心臓に疾患を抱えているので、全身麻酔でMRIをして脳を検査するのはリスクがあるのでどうかな?とのことでした。
命に関わるものではなく1週間程度で落ち着くでしょう、とのことで3時頃まろんと帰宅。
少し仮眠をとって、まろんが過ごしやすいようにリビングを掃除。
マットレスを夏物に変えたり、障害物をどけたり、やわらかいベットを作ったりしました。
新しいマットですが、すぐに3回おもらしをされました まろんさんの目はうつろで、首は傾いています。
朝一で、いつもの病院へ。
救急センターからはFAXで症状が伝えられていたし、夜中の検査画像をCD-Rに焼いてもらっていたので、診察もスムーズでした。
数日は注射(栄養、吐き留め)を打って様子を見ましょう、とのことでした。2日間くらいは飲食しなくても大丈夫とのことでした。無理やり食べさせて吐いてしまったら、その方が体力消耗してしまうそうです。
最初のころのまろんさんは、自分の体に起こった異変に戸惑っている様子でした。歩こうとして倒れることもあったので、お散歩用カートをリビングに移動して、その中で寝かせました。時々、私を探して顔をあげ、少しなでてやると眠ります。とても切ない瞬間でした。
リビングのマットも結局は取り除き、いつでも気楽におしっこできるようにしました。
立っていられず、すぐに伏せてしまいます。
アマゾンの当日配達のおかげで、犬用おむつも届き、一日を無事に終えることができました。
前庭疾患2日目は尚美でしたが、病院で開院時間前から預かっていただけることになりました。
お迎え前にペットショップで介護用品も買いました。
この日も注射を打ち、帰宅。この日も一日飲食せず。
3日目からようやく目の動きが落ち着きはじめ、注射器のようなものを通して、飲食を始めました。
飲食を始めたので、投薬治療に切り替わりました。徐々に歩けるようにもなり、目の焦点も合ってきて、食欲も少しずつ出てきたみたいです。クビの傾斜などの後遺症は残るかもしれない、とは言われていますが、まずは体力回復をさせて、歩けるようになるのが目標です。
元気に飛び跳ねてたまろんさんが立て続けに病気になり、本当に驚きました。
飼い主がしっかりしなければ!と思いながらも、旦那さんが出張中で全部自分の責任でやっていたため、緊張と寝不足で目が痙攣し、腰も痛める始末。ご飯を作る気にもならなかったので弁当づくしの日々。きっと血糖値も上がっているはず。。。
そしてレッスンを数日お休みすることにもなり、生徒さんにもご迷惑をおかけしました。
今回学んだことは「腹が減っては戦はできぬ」だったかもしれません。
何かあっても冷静に考える、行動するためには、自分に力がなくてはいけないことを感じました。即席で食べれるもの、短時間で食べられるものを用意しておかねば、と思い、カロリーメイトやお菓子、冷凍食品も買っておきました。
あとはまろんさんが平常の食欲に戻り、自分の足で歩けるようになることを祈るばかりです。しばらくは私も看病を頑張ります!
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まろん11歳
まろんさんが11歳になりました
アンジェリーナのモンブランクリームをいただいたので、それを使って米粉ミルクレープ。
見かけが汚いのは、許してください。時間がなく超即席なうえ、ピアノ以外は適当な人間です。味は八つ橋のようでした(笑)
我が家に来て、丸5年たちました。
日頃元気に走り、具合が悪くなったことがないので、まだまだ元気に生きると思っていたのですが、昨日心臓専門医に「心タンポナーデ」と診断されました。
以下、それまでの経緯です。
【水曜日】
私が不在にしていた30分の間に急変した模様。ぐったりして下半身に力が入らない様子。大好物のミルクをあげても飲まず。原因が見当たらないので、病院へ。歯茎が白く極度の低血圧。簡易検査で心臓が悪いのはわかったが、根本的な原因は見つからず。点滴のため一時入院。
【木曜日】
朝一で再検査。体調も戻り、血液検査、不整脈にも異常なし。心臓の精密な検査を、ということで都心の病院を紹介してもらう。
【日曜日】
心臓専門医に診てもらい「心タンポナーデ」と診断される。心臓に腫瘍らしきものがあり、心臓の周りにたまっている液体が水か血液かはわからない。治療法としては大学病院で手術のみ(開胸・全身麻酔)。もしくは、また倒れたときに液体を抜く措置を行うか。
現在は液体のたまりが5mmで抜くことはできず、よって具体的な治療法はなく、手術かそのままか、の2択しかないとのことでした。どちらにしても心臓のことなので、難しい選択です。
私たちは、手術をしない方向で考えています。もう11歳。手術自体にもリスクがあるし、心臓の手術をしたところで余命がどれほど伸びるのかはわからない、というのと、まろんの精神的な負担を考えてのことです。心臓の検査には心エコーがあり、お腹を見せるためにひっくり返されるのですが、他人には絶対お腹を見せないまろんさんには苦痛らしく、検査中ずっと泣いています。そして水曜日以降、人間不信になったのか家でもお腹を見せなくなりました。手術をしたら、経過観察で定期的に心エコー検査があります。手術をしたらしたでストレスは続く、と感じています。
今の病院は年中無休9-21時までやっていますし、グループ病院なので幅広い対応をしてくださいます。万が一のことがあればすぐに駆け込むとして、今はまろんさんが興奮しないように注意し、美味しいものを食べさせて、穏やかに毎日を過ごせるよう努力しようと思います。とりあえず、今はいつも通り元気に生活しています!
5年使ってきたハーネスがくたびれてきたので、新しいハーネスもお取り寄せ中です。まだ元気の時に注文しましたが、あと5年は使えるように、と思い買いました。細くても長く生きてほしいです。
病院で吠えるワンコを勝ち誇ったように見るまろんさん(笑)
狂犬病の注射も、今年は打てませんでした。その証明書を提出しに役所に行ったのですが、役所の人の心ない言葉にキレそうになりました。「寿命なのね」「病気ならどこにも出かけられないでしょ」とかいうんですよ
最近「ふんわりしている人」と思われることが多く、相手も油断しているのだと思いますが、本当は貞子並みに怖いと言ってやりたいです。
まろんさんは、ALMAの保護犬です。
5歳の時に保健所に持ち込まれ、そこからALMAが救ってくださいました。ALMAで病気の手術、避妊手術、ダイエット、しつけを経て里親募集となりました。私がネットで里親掲示板を見たその日にまろんさんを見つけ、まろんさんの預かりブログを読み、どうしても会いたくなり、浅草での里親会、多摩市でのお見合い後に我が家にやってきました。保護犬と子犬から飼うのとは違う、という考えは違うと思います。愛情と年数は関係ないように思います。
今も可愛い犬猫が第2の人生を待っています。犬猫を飼いたい、と思っている方は、ぜひサイトを見てみてくださいね!
(もちろん他にもたくさん犬猫保護団体があります)
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新年度新学期!
私の勤める尚美学園大学も新年度を迎え、レッスンが始まりました
6年ぶり?に勤務曜日が変わり、レッスン室も、念願だった景色の良い部屋にお引越しです!
果てしなく広がる青空と田園風景がお気に入りです。
川越は少し寒いので、桜がまだキレイに咲いています。
勤務して初めてピアノコースの学生を受け持つことになりました。
また、教職で必修だったピアノ2年間を終えても、副科でピアノを習い続けたいという学生も多数いて、嬉しいスタートとなりました。
気持ちを新たにしつつも、気を引き締めて頑張ります!
来年度、尚美学園大学は専攻が増え、選択肢が広がります。
従来のピアノ専攻の他、ヴィルトゥオーゾ専攻(学費免除)、音楽教養専攻、音楽教育専攻が新たに加わります。
ぜひこちらをご覧ください↓
https://www.shobi-u.ac.jp/special/newfaculty2018/music/
自宅でのレッスンも、今年度からある程度「レッスン曜日」を作ることにしました。
今までは生徒さんたちの希望に応えてきましたが、「レッスン曜日」を作ることで、自分の時間が確保できる明確な「お休み」が平日にもできました 夏は土日も忙しいので、平日の休息日が必須です!
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アートな1日
先日、METライブビューイングに行ってきました
メトロポリタンオペラ(ニューヨーク)の最近の録画を映画館で見る、というもの。
いつも気になっていたのですが、各演目の上映期間が短いため、逃しがちでした。
↑入場時にいただくタイムスケジュール
メトロポリタンオペラのレベルの高さ、ソリストの信じられないくらい美しい声&迫力ある演技が圧巻でした。
また1つの物語を見ているような美しい世界にも感動しました。
演出は現代風でしたが、その意図もインタビューで知れて、良かったです。
また見に行きたい!
でも、朝10時からこの世界に浸かると、その後一日重いので(笑)、一日フリーの日を見つけて行きたいです。
この後は森美術館で、大エルミタージュ美術館展を見ました
エルミタージュで絵をじっくり見た記憶がないので、楽しみに行ったのですが、あまり入ってきませんでした
仕方ないのですが、現代のただの壁に掛けられているのと、シャンデリアや自然光の中だったり、当時の宮殿の空間に置かれているのとでは、見ている方の感覚も変わるな、と思いました。
52階から見た景色↓
ところどころ淡いピンクに染まっていて、キレイでした。
この日の戦利品↓
映画館で買ったブタの下敷きと、エルミタージュ展のファイル。
ブタさんは、まろんさんに似ていると思って買ったのですが‥
まろんさんは不満げに踏んづけていきました。さっそく傷がつきました。
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