2012.01.01 Sunday

2012年元旦

 ベルリンの2012年元旦は、しとしと雨の悪天候でした
そしてこの天気はしばらく続くそうで・・・

私がいた時の年明けは、毎年のように雪でした。
暖冬でなければ、同じような光景が見れた
と思うと非常に残念です。


昨夜の花火は、夜中1時を過ぎても続いていました。

そのせいか、ベルリン住人達の起床も遅いようで、ベルリンの朝はとても静かでした。
ただ、彼らは花火をした後に片付けをしないため、雨・雪に濡れた花火の残骸が道を汚し、1年で最も汚い日、とも言えます



そんな道路を歩きながら、今日も先生の自宅に行きました。




*これは大晦日に撮った先生の家付近の写真


リサイタルプログラム全通しのレッスン。
明後日に向けて、ちょっとした注意とアドバイスをもらいました


私がフィルハーモニーに行くことを知っていた先生は、早速コンサートについて話しだしました。コンサートがTV中継されていたらしく、それを見ていた先生は、あまりのひどい音楽で眠れなかったそうです

ひどいと思ったらチャンネル変えたら良いのに、やっぱり気になって最後まで聴いてしまうんですね


先生は何十年もベルリンで世界トップの音楽を聴いているので、耳が肥えているのは当然のこと。ベルリンフィルでさえも、憧れではないのでしょう。
そして、さーっと流す演奏が好きではないため、昨日のキーシンも好きではなかったようです。

でも、自分の演奏で耳がクタクタな私が聴く分には、ちょうど良い流し具合だったので、音楽とは不思議なものだと思うのです。

体調、フィーリング、好み、波長。
そういった自分の中で起こっていることと、外部から入って来る音楽がマッチした時に、初めて「良い」と思うので、時間芸術とは何とも美しく、そして芸術を生み出す側からすると何とも不憫でもあると感じます。

でも、だからこそ人は芸術を追求するのでしょうね・・


明日は、本番に備えて、ホール近くのホテルへお引っ越しです。
次の更新は、帰国後になります。

どういう演奏になろうと、今までやってきたことを出し切るのみ。
・・いつもそう思っていますが(笑)、今回もまたそう願うばかりです

2012.01.01 Sunday

New Year 2012 in Berlin

日本が新年を迎えたのは、ベルリン時間の午後4時。
8時間後の今、こちらはやっと2012年になりました

皆様、あけましておめでとうございます

昨年に引き続き、全力で音楽に取り組みたいと思っています。
コンサートに来て下さっている皆様、ブログを読んでいる皆様、
本当にありがとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します



大晦日の今日は、正午よりレッスン。
展覧会のレッスンをしてもらった後帰宅し、少し休憩して、ベルリンフィルハーモニーへ向かいました。


フィルハーモニー近くのソニーセンターは、今年も素敵でゴージャスなイルミネーション




人々が立って見ているのは、クラシックコンサートのライブ中継。
ここでもやはりクラシックです


今日のベルリンフィルの席は、舞台裏側でした。



私は、結構この場所が好きです
なぜなら、打楽器が見えるから・・・・

今日のプログラムは、こちら

キーシンはやはりすごいと思いました
過去2回ともソロを聴いていて、少し冷静すぎる気もしましたが、今日のキーシンは燃えていて、若さを感じさせる演奏でした。
ロシアテクニックを駆使し、オケにも負けない音量で、キレの良い演奏

そしてキレの良さといえば、ベルリンフィルの打楽器奏者たち

何を隠そう、私はティンパニ―好きで、いつもティンパニ―奏者を凝視しているので、ある程度レベルがわかります。今日は華やかな演目のせいか、打楽器奏者が7人勢ぞろいでした。

拍手喝采を浴びるわけではない打楽器奏者。でも、音楽を盛り上げるも締めるも、打楽器次第。
世界最高峰オケの影の立役者たちは、もう最高で最高で
(語り出したら止まらないので、省略・・)

管楽器も天下一品でした

そしてオケという団体にも関わらず、まるで一つの塊のように音楽を表現している様は、なかなか聴けるものではありません。

あぁ、私はこんな素晴らしい音楽を聴けるところにいたんだ、と思うと、今さらながらもっと聴いておけばよかった、と思うのでした。

最後はシャンパンがタダで振舞われました


とにかく、素敵な夜でした


夜はおとなしく家にこもり、新年と共に打ち上がる花火観賞をしました。

一般人が打ち上げる花火ですが、かなり立派な物。
街のあちこちで上がり、爆音はまるで戦場のようです。。








お花のような写真が撮れました

写真ではなく動画でこの様子を伝えられると良いのですが・・・
動画アップできるか検討してみます。



明日は新年早々レッスン。本番前の最後のレッスンになります。
いつもは大晦日・新年は練習をお休みしますが、こういう年もあるさ。
ということで、頑張ります。

2011.12.29 Thursday

年末のベルリン

昨夜ベルリンに到着しました。

今年は暖冬なだけあって、ベルリンの夜も7℃。ただ風が強いのが難点
経由地のヘルシンキ(フィンランド)ですら、雪がありませんでした

飛行機の中は、ヨーロッパで年を越そうとする観光客で満席。
全然眠れなかった今日は、時差ぼけです。


朝3時に目を覚まし、ぐだぐだ過ごした後は、朝練に行きました。



ベルリン芸大の廊下。誰もいない学校で3時間練習。


その後、おいしい食材を求めて、フランス系デパート、ラファイエットへ行きました。

クリスマスが終わっても、ツリーやイルミネーションがなかなか消えないヨーロッパ。





詳しくはわからないのですが、宗教的に、クリスマスの意味合いは2月まで続くらしく、「だから飾ったままにしている」説と、「キレイだからすぐにしまう必要はない」説を、以前ポーランド人から聞きました。

真相はわかりませんが、日本人の私たちからすれば、少し違和感があります
それだけ日本人がイベント好き(もしくは経済のための商業効果に乗っている)ということなのかもしれませんね。


地下鉄内の広告。



何の広告だと思いますか?

ベルリン・ドイツ・オペラ(ベルリン3大オペラ劇場の1つ)の広告です
11,12月はヴェルディのドンカルロをやりますよ、という内容。
(もちろんプログラムは他にもありますが!)

こんなモードな広告にも驚きますが、ドイツは地下鉄、電車、電柱の広告が音楽もので溢れている、ということに、日本に帰国してから気付きました。

日本のように、車や電化製品や飲料の広告はほとんどありません。
その代わり、オペラのシーズンスケジュール表、コンサート広告などがあちこちにあります。

これが文化の違いでしょうか
生活にクラシックが根ざしています。


夜はレッスンでした。

ベートーヴェンをみっちりやってもらいました
細かいニュアンスをやりながらも大きいフレーズでとらえること。
古典で私が一番苦手なことかもしれません。音が少ないだけに、とても難しいです。

先生に風邪が長引いていることを話すと、お湯に溶かして飲む粉をもらいました。



ヨーロッパでは、まず「飲む」ことから始まる気がします。。。
ポーランドでも、確かこういうのを勧められました。

味は、甘酸っぱい感じです。
早く良くなりますように。


家に帰ると、消防車が消火活動をしていました。



どうやら花火が何かを燃やしたようです

ベルリンは、大晦日に向けて、今日から花火・爆竹を売り出し始めました。
ポーランドもベルリンも、花火の売買・遊ぶのが許されるのは、大晦日のみです

ただ、それを悪用する人がたくさんいて、車に向けて投げる人、ふざけた人だと、人に投げたりもします。

それが事故や火事を引き起こし、大晦日の消防車出動率は、すごいらしいです。

夜の外出が多いので、私も気を付けようと思います。

2011.11.29 Tuesday

ドイツでのお買い物

 クリスマスマーケットで買った物



中にろうそくを灯すと、その熱で上の蝶がヒラヒラ回転します。
毎年欲しいと思っていましたが、今年は思い切って買いました。
たったの12ユーロだけど・・・



アドベントカレンダー(チョコ入り)

12月1日から24日まで毎日数字の書かれた場所を開けていきます。その中にチョコが入っている仕組み。クリスマスまでのワクワク感がたまりません。





Germany の食器、seltman。

割れるかもしれない、と思いつつ、思い切って運んできました!
無事に到着。

可愛らしいお花模様がヨーロッパっぽいし、KADEWEデパートで、だいぶお安くなっていました。
元のお値段も安めなので、相当なお買い得品と思います!


ヨーロッパにいた時は当たり前に思えていたものが、やはり日本にいると恋しくなります。世界の物品がある日本ではお金を出せば買えるけど、元値を知っている私としては、なかなか手を出せません・・・

あと2回の渡欧となる間にどれだけの物を買えるか!

だんだんがめついおばちゃんみたいになってきました。

2011.11.28 Monday

クリスマスマーケット@Gendarmenmarkt

 ベルリンで唯一入場料(1ユーロ)がかかるクリスマスマーケットが、Gendarmenmarkt。

でも、レストランもショップも、オシャレで洗練された物が多いのも事実です!





★の光るテントの下は、食べ物やグッズでいっぱい!



豚の丸焼きを展示していたお肉屋さん。

こんなに縛るものですか・・・・




溶かしたてのラクレットチーズをかけたパン。

上にのせた香辛料がきいて、とても美味!



私が持っているのは、2011年度版のカップに注がれた、グリューワイン。

赤ワインに、フルーツや香辛料が入った、キツイ味のお酒ですが、寒い冬に飲むと、体がポカポカ温まって、おいしいのです。

購入する時に5,5ユーロ払い、コップを返すと、2,5ユーロくらい戻ってきます。

が、今年の記念にそのまま持って帰りました!




私がいつも欲しいと思うキャンドルランプ屋さん。

小さいのでも60ユーロから、というなかなか踏ん切りがつかない値段なのです・・・



シンプルなライトツリー



舞台が設置されていて、出し物(歌や曲芸)が繰り広げられます。



クリスマスマーケットに一緒に行ってくれた友人たち。

ドイツの郵便物を預かってくれているMさんと、ベルリン滞在時には、試験前でも必ず泊めてくれるKさん。2人がいないと、私のベルリン学生生活は成り立たないのです。

本当に2人のおかげ。いつも感謝しています!

いつもはクリスマスマーケットで何も買わないのですが、今年は最後のクリスマスin Germanyかもしれない、ということで、可愛いものを買ってみました。

それは、次にお披露目しようと思います。

2011.11.26 Saturday

クリスマス@Friedrichstr.

 高級ブランドが集うFriedrichstr. 通りの様子です。





写真は明るく見えるけど、節電の東京都よりも暗いベルリン都心部です。



パリのラファイエット・デパートのベルリン店。
ピカピカ光っていました。

売っている物も、店員さんも、店内放送もフランス語の、徹底フランス主義です。



デパートの真ん中は吹き抜けになっていますが、人工雪が舞っていました。
青いキラキラの粒がそうです。

11月末、ベルリンも土曜日ともなると、クリスマス準備なのか?大賑わいでした。

2011.11.25 Friday

クリスマスマーケット@Zoologischer Garten

 クリスマスマーケットは街のあちこちで開かれます。
時期はマチマチですが、観光客の集まる都心部は、心持ち早いかもしれません。

Kurfurstendamm のショッピング街に近い、Zoologischer Gartenのクリスマスマーケットの様子です。



建物にリボンをつけていました。



サンタさん(人形)と写真を撮れるブースがあります。
さすがにワタクシ30歳、撮らなかったけれど・・・



お菓子屋さん。

♥のクッキーには、

「メリークリスマス」
「あなたを愛している」

から始まり、

「パパありがとう」

まで、一体、いつの、何のためのメッセージかわかりません。

今まで横目で見ていたので、今回何か買いたかったのですが、やはりやめました。




そびえ立つツリーたち。




可愛くない顔なのに、平気でどーんと立つサンタクロース。

というより、

可愛くない顔なのに、どーんと立たせるドイツ人、でしょうか。

日本だと苦情出そうですよね。
不気味だとか何とか・・・・




ツリー。

この配色好きです。
ピカピカすぎて、写真を写している私が写りまくってますね。


Zoologischer Gartenのクリスマスマーケットでは、ロシアの民芸品を置いている店が出店されていたので、楽しみにしていたのですが、今年は見当たりませんでした。残念..

2011.11.21 Monday

お誕生日会

 昨晩は、友人2人の誕生日をお祝いしました

27歳と28歳になる2人。
いい時ですね


皆が持ち込んだ料理です。



26歳の青年チェリスト作、ボルシチ
とても美味!最近の若者はやるなぁ。




私のリクエストで、鶏の丸焼きを焼いてくれたピアニストの友人
昨日の先輩料理とかぶってしまいましたが、2日続けてこんなゴージャス料理、幸せです

しかも鶏肉丸ごと1匹が約900円。
日本ではなかなかできないですね、こんなこと



ケーキはカプチーノ味
27歳になったばかりのピアニストが買いました


またも私のレッスンのせいで、夜遅い開始となりましたが(10時半)、皆で楽しく一夜を過ごしました




Kちゃん、Mさん、お誕生日おめでとう


私も留学していた頃は、友人の誕生日をおもてなししたり、お祝いしてもらったり、していました。
日本ではなかなか友人の誕生日をこんな風にお祝いできないので(日程があわなかったり、終電もあったり・・・)、学生生活の幸せを思い出したのでした


今夜はこの滞在、最期のレッスンです

展覧会の絵、後半部分、またしごかれてきます。

今回は、12日間滞在中に10日もレッスンがありました
電車のダイヤが乱れ、45分も寒い駅で足止めをくらったこともありました。
本当によく頑張りました!

明日はベルリン最後の滞在日。
クリスマスマーケットに行って、美味しい物を食べて、最後の日を楽しみたいと思います

2011.11.20 Sunday

お食事会

 昨日の夜10時半より、ベルリンのラピツカヤの日本人門下お食事会でした

レッスンが遅くなり、開始時間が遅くなってしまったのですが、そのことにも寛容な皆さん、ほんとに素敵で優しい方々です

いつも最高においしいヨーロッパ料理をふるまってくれるK先輩夫婦。
今回は、フランス料理でした




ル・クルーゼ鍋で作ったピストゥスープ



スペインのイベリコ生ハムと、スペインワイン




真珠鶏(?)の丸焼き




ガトーショコラとコーヒー


ぜ〜んぶ手作りです


おいしい料理と楽しいお話で、夜中3時まで居座ってしまいました

でも、これくらいハメはずさないと、報われないと思う今回の滞在・・・・
(レッスンレッスンで、自分のやりたいことが何もできていません!レッスンが多いことはとてもありがたいのですが、精神的にいっぱいいっぱい


今日もレッスン。帰宅したら、友人の誕生日パーティーです
また私のレッスン時間に合わせて、友人の誕生日会が遅い開始になりますが、楽しみたいと思います

2011.11.19 Saturday

街でショッピング

 これからレッスンですが、その前に明日の友人の誕生日パーティーのためのショッピングをしました


街はクリスマス目前。とてもにぎわっていました。
素敵なツリーを紹介します




ベルリン最大級デパートKADEWE。



とても賑やか




違うブースのツリーは、象やらキノコやら鳥やら。
エキゾチックなツリー



明日のパーティーメニューは、食べたいものを食べる会

その1つは餃子。

アジアンマーケットに食材を買いに行きました。





このお店の支店にいつも買いに行っていましたが、こんなに大きなアジアンマーケットがあったとは 




こんな可愛い光景にも出会えました。
ドイツの犬は、しつけがちゃんとされていて、暴れることも吠えることもないです。

ドイツの人気犬は白テリア。
私もいつか欲しいです。

では、これから昨日の反省レッスン会に行って来ます




大嶺未来 Miku Omine

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大嶺未来
沖縄県出身。東京藝術大学附属音楽高校卒業後、ワルシャワ・ショパン音楽院首席卒、ベルリン芸術大学ディプロマ課程卒、国家演奏家資格課程卒。
ルービンシュタイン記念若い音楽家のための国際コンクール(ポーランド)、サンセバスチャン国際コンクール(スペイン)で優勝。プラハの春(チェコ)、ヴィオッティ(イタリア)などの著名な国際コンクールで上位入賞後、2005年ショパン国際コンクールセミファイナリスト。2009年スタインウェイ・ベルリン賞(ドイツ)受賞。
2013〜2016年ラフマニノフピアノソロ曲全曲奏破。2016年発売のファーストCD「ラフマニノフ:ソナタ第2番/練習曲集「音の絵」作品39」はレコード芸術特選盤。現在、尚美学園大学非常勤講師。

Coming Concert 2020

★5月23日(土)PTNAステップトークコンサート伊丹春季(兵庫)

CD発売中

★2019年6月7日リリース ラフマニノフ:ピアノソナタ第1番/練習曲集「音の絵」作品33

●レコード芸術準特選盤をいただきました!

★2016年リリース ラフマニノフ ピアノソナタ第2番/練習曲集「音の絵」作品39

★レコード芸術・特選盤に選ばれました!
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